2月 01
地震予知の科学
日本地震学会地震予知検討委員会 (編集)
世間では「地震予知などできるわけがない」という批判がある一方で、非科学的な「地震雲」などの地震予知がマスコミに好んで取り上げられる。しかし、地震予知研究は最近の10年間で実に多くの成果を出しているのだ。最も科学的、かつ最先端の成果をわかりやすく解説した決定版。
単行本: 227ページ
出版社: 東京大学出版会 (2007/05)
発売日: 2007/05
【目次】
1 地震の発生をあらかじめ知るとは(なぜ人は雲を見ると地震を予知したくなるのか
地震予知とは何か 長期予知と場所・規模の予知)
2 これまで何が行われてきたか(日本の地震予知研究の歴史 過去の例、海外での例)
3 この一〇年で何が明らかになってきたのか(「ぺったり」と「ずるずる」地震を起こす場所はどちら―アスペリティの発見 地震を起こさないゆっくりすべり コンピュータの中で地震を起こす―シミュレーション 研究の進歩を支えた種々の観測網 プレート境界型地震の中期予知の実現に向けて)
4 地震を予知することの今(東海地域で何が行われているのか 東海地域で見えてきたゆっくりすべり
東海地域の予知ができるとは―科学から社会へ 緊急地震速報という試み―科学を防災に用いるということ1 津波予報、その世界に冠たる技術―科学を防災に用いるということ2)
5 地震予知のこれから(地震予知のこれから 地震予知の新兵器 海外での新しい地震予知研究の流れ 地震予知と社会 再び地震予知とは?)